2004年_06

KONNICHIWA

“ こんにちは”と題されたこの催しは、食文化を通じて日本とイタリアの文化交流を図ろうと
尽力されている北村光世先生の活動のひとつです。

北村先生のこの活動についてのサイトはコチラです。
http://www.mitsuyokitamura.com/parma.html

 ←パルマ商工会議所でのプレス発表
←地元紙GAZETTA DI PARMAで紹介されました

今回のパルマツアーの最後、2日間に予定された内容は、

・日本の食材を持ち込んで作ったお料理
・刺身や寿司の作り方の実演
・着物の着付け実演
・お茶作法の紹介
・日本酒利き酒
・習字(希望の言葉や名前を日本語で書く)
・整体
・フリーマーケット・・・等々盛りだくさんです。

で、私はというと

・お料理のグループで初日50人分、2日目100人分の弁当を作る!
・習字の先生?!となり日本語を書きまくる!

という命題が課せられておりましたので、“そりゃぁ「力」入りまくり!” だったわけですが、
料理のグループは2人シェフがいたので私なんぞは

・お米をひたすら何Kgも研ぐ、研ぐ、研ぐ。だとか
・茹がいた麺(焼きそば、そうめん)の粗熱を冷水で取る、取る、取る。

等、料理に本格的に参加する事もモチロンたくさんあったわけですが、

・いろんな食材を保管している場所が別だったり、
・イタリア側の担当者との連絡が取れる場所がまちまちだったりなんかして、

「醤油がないぞー!」とか
「ガスボンベの調子が悪いぞー!」とか
「焼き鳥の串がたりないっ!」とか
「酢はどこだぁーーー!」とか言われるたびに私は走ったのです。

しかも “会場は風がびゅーびゅう吹きすさぶ屋外” だったので、
火が消えないようにするのに一苦労だったりして、アチコチ走って“板”を持ってきては取り付けたりと、
かつての “現場監督だった時代の経験と知識を総動員” させて対処にあたったわけです。



がっ!
苦労して“手作りキッチン^^!”を構築していったにも関わらず

「そんな風にして(火の周りを)囲ったら危ないじゃないか。・・・・(中略)別の場所でやるように!はい、アッチ行って!」

とアッサリ強制移動された場所は、ものの20メートル離れた近所にあるコンテナ型の立派な厨房施設でした・・・?!

「んなっ、最初っから言わんかいっ!!!」

という非常にイタリア的な回り道もありましたが、皆で懸命にスパートをかけたお陰でどうにかお料理も間に合って、
来てくださったパルマのお客様に出す事ができました。
メニューとしては、

・インゲンのゴマ和え 
・焼き鳥 
・串カツ
・焼きそば(又はそうめん)
・酢飯のおにぎり
・細巻き
・浅漬け
・団子(みたらし&つぶあん) 
・おかき、豆菓子
・お茶又はお酒

といった具合です。



食にうるさいパルマのお客様も驚いたようで、喜んで食べてもらえました。(ほとんど完食^^!)

まぁ、パシリ甲斐もあったというわけです(笑) 

さぁ、来週からシチリアへ突入です!

続く。