ボラのカラスミ、Bottarga di Muggine:ボッタルガ・ディ・ムッジネ
カラスミ=唐墨は、その形が唐の墨(中国の墨)に似ていることと、 互いがとても貴重な品だという事に
由来するといわれています。
さらに、アラブ語で【battarikh】:魚の卵の塩漬けが語源となり、【bottarga】になったそうです。
この食べ物そのものは、もともと地中海の海の民:フェニキア人が保存食として考え出し、それを広めたのが
アラブ人であり、シルクロードを伝って大陸を越えて日本にやってきたと言われています。
この商品は、日本で製造されている「からすみ」と同様の原料と製造工程であるムッジネ(ボラ)の
ボッタルガをすりおろしたパウダータイプです。
主に、パスタやサラダに絡める、降りかけるといった調味料的な食材として料理に活用されます。
そのため、原料となるボッタルガは、やや強めに熟成させ、味の濃さ、乾燥具合をパウダー用として
仕上げてあります。
ボッタルガ以外の原料は一切添加されておらず、雑味のない熟成したボッタルガの旨みを純粋に
味わうことが出来ます。
オリーブオイルに溶かしてドレッシングとして使ったり 、クリーム系やトマト系のパスタソースに混ぜ合わせて
カラスミならではのまったりと濃厚な味わいを堪能頂けます。