
チョコレートの原点、XOCOATL:ショコラトルとアステカ文明
ザラザラとした口溶けの滑らかでないこのチョコレートは「チョコレートの原点」ともいうべきcioccolato modicano
チョッコラート・モディカーノ(モディカのチョコ)と呼ばれ、シチリア州Modica:モディカに伝わる古代の伝統的製法
により作られ続けています。
そこにはとても興味深い歴史的な背景があります。
16世紀、大航海時代に南米大陸を発見したスペイン人が目の当たりにしたのがアステカ文明です。
そのアステカ文明の王族が慈しんだとされるもののひとつがXOCOATLE:ショコラトル。
XOCOATLEという言葉はアステカ文明で使用していたナワトル語の「xococ(苦い、酸っぱい)」と「ātl(水)」が
組み合わさった言葉とされ、すなわちXOCOATL:ショコラトルとは「苦い(酸っぱい)水」を意味します。
この苦みや酸味をもたらしたのがまさにカカオです。
Metate:メターテと呼ばれる弓状に湾曲した形をした洗濯岩のような道具を使ってカカオ豆をすり潰し、冷たい水や
トウモロコシの粉、バニラやシナモン、さらには唐辛子などのスパイスと混ぜ合わせた苦くスパイシーな飲み物が
ショコラトルで、当時は甘いお菓子ではなく、不老長寿の薬や精力剤、あるいは宗教儀式のための神聖な飲料として
扱われており、カカオ豆自体が通貨として取引されるほど貴重な存在でした。
Modica:モディカ、お菓子の街
シチリア島がスペインに支配されていたのは13世紀のアラゴン王国にはじまり18世紀のスペイン・ブルボン朝まで
およそ450年ほどにわたったとされています。まさにその期間中にスペイン人がアステカ文明を滅ぼし戦利品として
持ち帰ったものの多くが往時支配下にあったシチリアにも伝わりました。
そしてその頃にはすでに「苦い(酸っぱい)水」に砂糖が入った美味なる飲み物として上流階級の間でもてはやされる
チョコレート・ドリンクに姿を変え、さらにその後、固形可したチョコレートになったとされます。
さらにシチリアの中でもModica:モディカは比較的穏やかな統治がされた場所として穏やかに食文化が育まれたという
背景もあり、そのままオリジナルに近い形でのチョコレートが作り続けられてきたのです。
これがModica:モディカがチョコレートの街とされる所以です。
cioccotato al peperoncino:唐辛子入チョコレート
このチョコレートの製造方法は現代主流のチョコレートのそれとは大きく異なります。それは
1.低温処理(45℃以下)
カカオ豆を高温で溶かさず低温で処理することでカカオ本来の香りが熱で飛んでしまうのを防ぎます。
2.カカオバターや乳化剤の不使用
カカオマスの脂肪分のみで固め、余分な油脂や乳化剤を一切加えません。
この結果、砂糖が溶け切らず、結晶が残ることで「シャリシャリ感」が特徴的なチョコレートが出来上がります。
そして前述したように、一見すると奇をてらったかのような唐辛子の存在は、むしろ原点のレシピを忠実に守る
という意味合いにおいてはむしろ象徴的なものとなっています。

直径約2cm、5gの小さな一粒に長い歴史が刻まれてるかのようです
生産者 Antica Dolceria Bonajuto:アンティカ・ドルチェリア・ボナイユート
シチリア島東南の町、バロック調の街並みが残る美しい町Modica:モディカにて1880年、Francesco Bonajuto:
フランチェスコ・ボナイユートにより創業。
”チョコレートの町”とも形容されるこの町には45以上ものチョコレートショップがありますが、その中でも
一番の老舗として地元の人々に愛され続けています。
配送について
この商品そのものは冷蔵品ではありませんが、気温の高い時期は配送中の車内温度がかなり上昇すると予想されますので
季節によっては商品の品質を守るため【クール冷蔵便】にてのお届けとなります。
| 品名 | ボナイユート・チョコレート 唐辛子 |
|---|---|
| 名称 | チョコレート |
| 原材料 | カカオマス、砂糖、唐辛子、バニラビーンズ |
| 内容量 | 6粒 |
| 賞味期限 | 2027年 6月 18日 |
| 保存方法 | 直射日光・高温多湿を避け冷暗所(20℃以下)にて保存 カカオバター・乳化剤不使用のため表面にざらつきや粉がみられますが、品質には問題ありません |
| 原産国 | イタリア(シチリア州) |
栄養成分表示【100gあたり】
| 熱量 | 533 kcal |
|---|---|
| たんぱく質 | 9.4 g |
| 脂質 | 28.6 g |
| 炭水化物 | 59 g |
| 食塩相当量 | 0.03 g |



