アマトリチャーナ・セット
アマトリチャーナを作るにはコレという商品を組み合わせた便利なセット。
家庭でこそ楽しめるイタリアの食の奥深さが簡単に楽しんで頂けるセットですので、ご家庭でのご利用はもちろん
贈り物として差し上げても喜んでいただけます。
アマトリチャーナってそもそも
Amatriciana:アマトリチャーナって美味しいですね。
このレシピの由来をご存知でしょうか?
思うに、このレシピがこれほど有名になったのも、発祥とされる地域がローマという大都市と交流があったから
だと思います。
ざっくり言えばローマ近郊の羊飼いが放牧の時期に山に上る山の中で生活していた民と出会う
そこで羊のチーズと豚の塩蔵品が出会う
簡単に出来るパスタが生まれる、という流れ。
もともとGriscia:グリーシャという村が発祥とされていて、その場所はローマのあるラツィオ州をはじめ
マルケ州、ウンブリア州の境に位置するようなところで、つまり山の上。
このあたりで飼育されていた豚を使った塩蔵品の中に頬の脂を使ったGuanciale:グアンチャーレを用い、
ローマ近郊からもたらされたチーズ、Pecorino Romano:ペコリーノ・ロマーノと組み合わせて出来たのが
Amatriciana:アマトリチャーナのオリジナルと言われており、その土地の名前から
alla griscia:アッラ・グリーシャとかもしくは
alla gricia:アッラ・グリーチャと呼ばれています。
で、トマトは?と思われるかもしれません。
でも当初はイタリアにはトマトはありませんでした。
今ではさも太古の昔からトマトがあって、なんて顔しているイタリア料理に欠かせないトマトですが、これが
イタリアにもたらされたのは18世紀後半。
南米大陸を発見したスペイン人経由でイタリアに入ってきたのです。
なのでトマトソースで仕上げたアマトリチャーナが出来たのは結構最近なんですね。
で、ナポリやシチリアがその先人でしたが、爆発的に広がったのはやはり大都市のローマというわけです。
当時、山の上で豚などを飼育していた人たちは山を降りて大都市ローマに出稼ぎに出かけてきていました。
Griscia:グリーシャからほんの数km離れたところにあるAmatrice:アマトリーチェという村からの出身者が多く
この人たちはローマで宿屋や飯処に従事していたことが多かったようです。
そこで彼らの地元料理のグリーシャ(又はグリーチャ)を当時流行となっていたトマトソースで仕上げてリファイン
した料理を出していたことから彼らの出身地の名前をとって
all'amatriciana:アッラマトリチャーナ(アマトリーチェ風)と呼ぶようになったとか。
その後彼らの中でもしのぎを削ったに違いないとの想像に難くなく様々な工夫がなされて今に至るといったところです。
今やすっかりローマの地元料理みたいな顔をしたアマトリチャーナも偶然と必然があいまって生まれた愛すべき
料理になっています。
で、これを作れるセットをご用意いたしました。自分用はもちろん、プレゼントにももってこいです。
セット内容
各商品の詳細及び原材料についてはそれぞれの商品名に当該ページのリンクを貼っておりますのでご確認下さい。
なお、グアンチャーレについては、2022年1月からイタリア産豚肉製品全ての輸入が禁止されたことにより
イタリア以外の国のものに切り替わっております。
■フランス産グアンチャーレ 約100g
■ペコリーノ・ロマーノ 約100g
■エトナ山の裏ごしトマト
■パスタ【マシャレッリ】ブカティーニ 500g
なお、上記商品の特定原材料等については以下の通りです。
特定原材料等 | 乳、小麦、豚 |
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ギフト対応がお選びいただけます
お中元やお歳暮、お誕生日のプレゼント等にお使いの場合、ギフト対応(有料:440円)が可能です。
通常のダンボールでは無く、ギフトボックスに入れ写真のような包装状態にてお届けいたします。
お届け先等の入力の後に、「ギフトラッピング」の選択がございますので、そちらでご指定下さい。
