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イタリア買付道中記 2005

イタリア買付道中記 2005 その10

Sciacca:シャッカという街へ行きました。 

ある生産者と会うためでした。
Vincenzo:ヴィンチェンツォという男はオリーブオイルの生産者です。


彼のつくるエクストラヴァージン・オリーブオイルは既にサンプルとして試していて、
気にもいっていたので一度ちゃんと会って話してみたかったのです。

Biancolilla:ビアンコリッラ
Cerasuola:チェラスオーラ
Nocellara del Belice:ノチェッラーラ・デル・ベーリチェ

という3種類のオリーブの実を絞ったこのオリーブオイルは、シチリアの西部では
割合と良く見られるタイプで、やさしい香りとバランスがいい感じです。
魚介や野菜を使った料理に愛称がいいので、ピアッティのレシピをうまく使って
もらえるような商品としてピッタリです。

会って話してみると“押しの強い、ちょっと難しい”感じの男でしたが、
きちんと話を聞き丁寧にテイスティングをしながら話をしていくと
次第に打ち解けはじめてくれました。
このあたりはまさに職人との対峙そのものです。
洋の東西を問わず、こうしたピリピリとしたやり取りの中では今までの自分が
試されるのでごまかしが効かず、自身の至らない部分も露になりますが、
だからこそ感じられる醍醐味があり、何ともいえないスリルがあります。

私は気に入りました。
これを始めようと思いました。
ボトルは陶器の可愛いタイプなどもありましたが、まずはシンプルな形で
光からオイルを守ってくれる、色の濃いものをチョイスする事にしました。



少しの時間でしたが、やっぱり気力・体力とも相当に消費してしまい
グッタリ気味でどこかでゆっくりとしたいところでしたが、その先の予定もあったので、
後ろ髪を引かれつつも彼の元を後にしました。

そうそう、彼のオリーブオイルで漬けたアンチョビも発見。
時間がなかったので持ち帰ってからの試食となりますが 何だか旨そうな予感。
ご存知の方も多いかと思いますが、シャッカという街はアンチョビのメッカとして有名なのです。
帰国後の楽しみ&アンチョビの輸入開始を期待です。

シチリアの南西、アラブの文化が色濃く残る街、シャッカでは優雅にもTherme:テルメ(温泉)が
現在では有名なのだそうです。
いつも優雅な事の全く無い(苦笑)買い付けの旅ですが、いつかは優雅な時間を過ごしてみたいものです。

途中、入った定食屋の感が色濃い食堂で、“海の幸パスタ”を頼んだら何気にこれが美味で驚きました。
ごまかしの無い、自然の強い味を感じつつ、冷えた白ワインをクイッと飲ってゴキゲン復活!

昼時を少し過ぎた頃、立ち入る食堂。
少し薄暗く、少しひんやりした店内にすわる店主。
素っ気無いが割合テキパキ働くカメリエーレとのやりとりで決める食事。
それほど写真栄えしない素朴な食事。
この中に時折見出す、驚くほどの美味。
自然の力強さ。
シチリアにはまってしまった一つの要因でもあります。 

続く。 

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