2005年_02

ミラノ、マルペンサ空港に着くや否や、さっさとバスに乗り込み、向かうはパルマ。
今回は団体行動なのです。

実は私、イタリアで片道3車線もある高速道路:Autostradaに乗るのは初めてなのです。
ついでに、一番左の車線をランボルギーニやフェラーリといったイタリア製スーパーカーが
疾走する姿を見たのも初めてなのです。

だって、シチリアではせいぜい2車線だし、フェラーリなんて見た事なかったのでした。

 ←おおっ!しかも渋滞(シチリアでは珍しい)

←見渡すと豊かなロンバルディア平原


ツアーだとイタリアに着いても日本語が通じるわけで、イマイチこう、
実感みたいなものが湧いてこなかったのですが、途中のサービスエリアですかさず

「Un caffe',per favore!:エスプレッソを一杯お願いします!」

などと・・・
やっぱり、イタリアに来たらまずはCaffe'ですね。

さて、今回パルマでは、KONNICHIWA“こんにちは” と題した日伊文化交流が行われ、
そのお手伝いに参加したという事は先に書いた通りです。
この際に滞在したのはMedesano:メデザーノ という村でした。
で、特に私が泊まったのは村の教会の直ぐそばに立つ
“教会の簡易宿泊所”でした。

・・・といっても建物は新しくきれいで十分に快適でしたから、
「なんてラッキー♪♪」などと思っておりました・・・がっっ!

「カーん、カーん、」

という教会の鐘が鳴り響き、まぁ何と言うか、記憶に残るというか・・・
「教会の鐘の音で目が覚めるなんて、何て素敵なのでしょう・・ルルル♪♪」
と思えたのは宿に着いて“眠る前”までだったのです。

この鐘、ご丁寧に24時間、きっちりと

「カーん、カーん、」

と鳴ってくれるのです。
しかも毎時30分にもきっちりと

「カーん、カーん、キィン?!」← “キィン?!”が30分のしるし。

なんて具合に鳴ってくれるわけです。はぁぁぁ・・・



「あ~、今夜中の4時30分なのね。とほほ・・・」
というわけで計5泊、寝不足が続いたのでした。

続く。